ずっと、好きでいる。







ぼーっと優子の写真を眺めながら、チラっと脇の親族席に目をやると







優子の両親の隣に、小さな男の子が俯きながら座っていた。







あれが、優子の子ども。







オレの視線に気付いたのか、その子がこっちを向いた。
















視線が合って、呼吸が止まった。
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