ずっと、好きでいる。
幸せを感じながら、洗顔をして着替えを済ます。
ダイニングに行くと、藍と優貴が座って待っていた。
オレも椅子に座り、3人で唱和をして朝ゴハンを食べる。
今日は和食。 優貴も『美味しい』と言って朝からモリモリ食べている。
昨日、いっぱい泣いて随分スッキリしたのだろう。
そんな優貴を見つめる藍の目が、優しくて嬉しそうで。
なんて幸せな朝食なんだろう。 こんなに幸せで良いのだろうか。
顔が綻びすぎて、上手く味噌汁を啜れないでいると
「お父さんとオカンはいつ結婚するの?? オカンはいつ正式にオレのオカンになってくれるの??」
優貴がシャケをほぐしながら、オレと藍の顔を見た。