ずっと、好きでいる。
--------------翌日、夕食を食べ終え自室に行こうとする優貴を呼び止めた。
「優貴、ちょっと待って。 大事な話があるんだ」
「ん?? 何?? 何かあったの??お父さん」
優貴が身体を向き変えて、オレが座っているソファーの近くに寄って来た。
優貴が、オレの正面に座る。
食器を片し終わった藍もオレの隣に座ったところで、昨日の話を切り出す。
「藍が妊娠したんだ。 優貴に兄弟が出来る」