ずっと、好きでいる。
「・・・・・・・・・・・・今日も?? 昨日も忘れてきてたよね??」
藍が心配そうに優貴の顔を覗き込んだ。
「・・・・・・・・・・・ゴメン」
優貴が、謝りながら藍に顔を背ける。
・・・・・・・・・・・・何か、優貴の様子がおかしい。
「・・・・・・・・・・・じゃあ、学校に取りに行こう。 暗くなって来たから、大貴と一緒に行っておいで」
藍が優貴の肩を掴んで、背けられた優貴の顔と向き合った。
「・・・・・・・・・・・・」
黙り込む優貴。
「優貴、学校で何かあった??」
藍が優しい表情から、鋭い眼差しに変えた。
藍は、優貴から何かを感じ取ったのだろうか。