♡恋文♥
…藤井君!?
私藤井君にぶつかっちゃったの!?
「私こそごめん…」
「……」
なぜか藤井君はだまってる。
な、なんで黙ってんの?
「昨日俺のクラスに来てた子だよね?」
「え…うん。そうだけど」
――キーンコーンカーンコーン――
いいタイミングで2回目のチャイムが鳴る。
…残念
「やべ!じゃぁ。ごめんな?」
もぅ行っちゃうんだ…
「ううん。じゃぁね」
やばい…私すごいドキドキしてる。
これって好き…なのかな?
教室に戻ると先生はまだ来てなかった
「華憐おはよ~!!遅かったね?」
まっさきに来たのは美里。
「おはよ~。ちょっとね!」