♡恋文♥
「ふ~ん。じゃぁさ…野球部入れば?」
「は!?野球部??」
野球部って…男じゃないんだからさ。
そう思い雄祐の方を見てみた。
雄祐は…すごい笑いをこらえてる…
「…雄祐…?」
「な、何?」
まだ笑こらえてる雄祐を、睨みながら言う。
「何で笑ってんの…」
「べっつに~?」
「ふ~ん?ならいいけど~」
しょうがないから許してあげた。
…んじゃなくて、
雄祐の顔が近かったから。
ドキドキして鼓動が聞こえそうだから、
わざとちょっとだけ離れた。
「あ、もしかしてこの家か?」
「あ、うん!」