♡恋文♥
♦告白♢
翌日…
「華憐!昨日どうだった?」
朝っぱらから、美里達の質問攻め。
「普通…かな~」
「え~?何かあったでしょ?」
何もないって言ってるのに、しつこく聞いてくる。
しょうがない…
「う~ん…前よりも好きになっちゃった♪」
私がピースして言うと3人は呆れたように、
「どんだけ~!!バカ華憐だ~」
と笑ってる。
…ホントの事言ってるだけなのに。
ちょっとだけふてくされる私に哀歌が、耳に口を近づけてきた。
そして小声で…
「あそこに藤井いるよ?」
「え…!?まぢで!?」
藤井と聞いただけで興奮する私。
ってか…どこにもいないじゃん…。