♡恋文♥

…なんだったの?

一緒に帰るって…まぁ、それであきらめるんならいっか♪

ほんの軽い気持ちだった。

…でも。

このとき私がちゃんと断っとけば…。

一緒に帰ったりしなければ…。

1人の人間を傷つけずにすんだのかな…。



それから急いで教室にもどった。

予想通り哀歌達がこっちに来る。

「どうだった?告白?」

好奇心たっぷりの3人の目は、

…怖いほど輝いてた。

「告白されたケド…」

恥ずかしそうに言う私に、さらに声を高める3人。

「いいな――!!」

「返事はどう言った?」

「でも~雄祐好きなんでしょ?」
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