♡恋文♥

一斉に言うから、何を言ってるのかわからなかったけど、

とりあえずさっきの事を話す。

「断ったよ。でも、今日一緒に帰ることになった…」

「え…なんで!?」

「そしたらあきらめるって言ってたから…」

私がそう言うと3人は納得したように頷く。

「なるほど~。その人も考えたね♪」

関心したように言う美里。

「え…考えたって…?」

「一緒に帰って、華憐をおとそうって事でしょ~」

「は…? おとすって、ありえないでしょ…」

即答する私に麻美はニヤニヤしながら言う。

「そっか~。華憐は雄祐ラブだもんね♪」

「だね!一途な女の子なのか~」

そう言ってひやかしてくる。

「…そうだよ~!」

「あはは☆かわい~」

「じゃぁ~頑張ってね!!好きになんなよ~」

そう言って皆自分の席に戻って行った。

…好きになるわけないじゃん。

私は雄祐が好きなんだから。

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