♡恋文♥


…そして。

なんだかんだ言ってるうちに放課後になった。

「じゃぁ華憐!がんばってね~」

「惚れるなよ~」

「なんかされたら、ぶっ倒せ♪」

3人は、それだけ言って帰って行った。

「わかってるよ~!!」

その時…

「華憐!!」

そこにいたのは

「真二!」

ってか、呼び捨て!?

さっきまで、華憐ちゃんって言ってたのに。

「帰ろっか!」

「うん…」

真二はうきうきしてるみたいだけど、

私はその逆で、あんま乗り気じゃない。

そんな私を見て真二は心配そうに言う。

「…どうかした?」
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