♡恋文♥
「内緒ってあやしいよな~♪」
「本当は付き合ってんだろ?」
などと、いろいろ聞いてくるけど、
真二は内緒しか言わない。
…私には真二が何を考えてるのかわからない。
なんで?
普通に「付き合ってない」って言えばいいのに…。
ふと雄祐を見てみると…
雄祐は…険しい顔をしてる。
というか…うっとうしいような顔をしてる。
「まぁいいじゃん?2人の邪魔しちゃ悪いだろ。帰ろうぜ」
口を開いたのは…雄祐だ。
雄祐…誤解してるよね?
周りは一瞬だけ静まったが、皆納得したように、
「そうだよな。帰るか!仲良くしろよ♪」
そう言って帰って行った。
すれちがう瞬間に、雄祐と目が合ったけど
すぐにそらされた。