♡恋文♥
私はこのとき、雄祐は私の事を
これっぽっちも想ってないと感じた。
『2人の邪魔しちゃ悪いだろ』
雄祐が言ったこの一言が頭から離れなかった。
私は雄祐が好きなんだよ…?
なんで…その雄祐からあんな言葉を聞かないといけないの?
気づけば私の目からは涙が出ていた。
「ちょ…どうした?」
真二は泣いてる私を見てあわててる。
「……ないで」
「え?」
「もう…話しかけないで!」
そう言い残して私は家まで走っていった。
その間にいろんな人にぶつかったけど、
私は走るのをやめなかった。
後ろから真二が心配して追いかけてきたから…。
今真二と話したら、
酷いことを言ってしまうそうだったから…。