♡恋文♥
「華憐!美里!あの人だょ!池田君」
哀歌が興奮して指さしてる先には、5人くらいの男子たちが集まってる。
あれが池田君?かっこいい…のかな~?…
って…あれ?池田君の横の人…こっち見てる?
とっさに目逸らしたけど…
何ドキドキしてんの私!!
目合ったら誰でもドキドキするよね…
「…華憐?どぅした?」
「や…池田君とじゃれてるの誰かなぁって…」
「あぁ。藤井雄祐だよ。同小だったから」
「ふ~ん…」
「何?好きになっちゃった?」
「なわけないでしょ!」
藤井くんか…
どんな人なんだろぅ…
私は気づかなかったんだ…
このとき私が…藤井君に一目ぼれしてたことに…
そして、この日から私の運命が変わり始めてた事に…