やさしい夜明け


 砂がついた指で唇をなぞる


 未来のために決断しなくては



    傷付いた 目 そんなの どうだっていいんだから


  あなたが変わらない その理由を 私のせいにするのはやめてちょうだい




        月の光が落ちてくるよ


     
   こんな夜には 素面でいて


     そして一刀両断に 冷酷にも聞こえる言葉を言うべきなのよ


  誰のせいにも出来ないスピードで


  私はあなたから離れてみせる


  誰のせいにも出来ない気軽さで


  私はあなたなど忘れてみせる




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