死にたがりの少女をさらった愛することを忘れた狐

次の日、重い足取りで学校へ行った

「おはよう」

「あ、おはよう」

声を掛けられることが怖い

「いずみ、ちょっと先生呼んでるよー」

「あ、はい!」

職員室へと急ぐ

その途中、何かに引っ張られた

「いたっ」

「遅かったじゃん」

目の前に居たのは同じクラスの男子数人

「なに・・」

「お前、センコーにチクったろ?」

言ってる意味がわからない

「昨日、朝から理事長が来てよ。このクラスでイジメがあった場合、即退学処分だとかほざいてたわけ」

「そんな、私じゃないよ・・・」

「はいはい、もういいよお前の嘘。」

それと同時に衣服が破かれる

「どーせ初めてじゃないんだろ?」

今から何をするの?

何をされるの?

「だってお前、エンコー好きだもんな?」

そんなことしてない

離して

助けて、誰か・・・
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