金糸雀達とお茶会を
そこに立っていたのは、自分と同じ年くらいの女の子だった。
それも、ものすごく…綺麗な。
綺麗すぎて、美しすぎて現実味が無い。
大きく少し切れ長の二重の目に小降りな唇、すっと筋の通った鼻、シャープで綺麗な輪郭のライン…
顔立ちはとにかく整っていて、欠点が一つも無い。
中性的な顔立ちだが、どこか女らしさが漂っていた。
そしてさらさら流れる肩くらいの長さの髪に長く細い手足。
スタイルも完璧だった。
それだけでも同じ人間とは思えない程の美麗なのに、彼女の現実味をさらに無くしているのは…
彼女の“色”だ。
きめ細かくニキビ一つないようなすべすべの肌の色はまるで透き通ってしまうかのように真っ白い。
その白さはもう病的な程だ。
そして頬に陰が落ちる程に長く豪華な睫毛に縁どられた宝石のように輝く瞳は、真っ白い肌に良くはえるまるで滴る鮮血のように赤い深紅だ。
そしてその流れる髪の色は、きらきらと煌めく糸のような銀色だった。
綺麗…ただ、それしか考えられなかった。
それも、ものすごく…綺麗な。
綺麗すぎて、美しすぎて現実味が無い。
大きく少し切れ長の二重の目に小降りな唇、すっと筋の通った鼻、シャープで綺麗な輪郭のライン…
顔立ちはとにかく整っていて、欠点が一つも無い。
中性的な顔立ちだが、どこか女らしさが漂っていた。
そしてさらさら流れる肩くらいの長さの髪に長く細い手足。
スタイルも完璧だった。
それだけでも同じ人間とは思えない程の美麗なのに、彼女の現実味をさらに無くしているのは…
彼女の“色”だ。
きめ細かくニキビ一つないようなすべすべの肌の色はまるで透き通ってしまうかのように真っ白い。
その白さはもう病的な程だ。
そして頬に陰が落ちる程に長く豪華な睫毛に縁どられた宝石のように輝く瞳は、真っ白い肌に良くはえるまるで滴る鮮血のように赤い深紅だ。
そしてその流れる髪の色は、きらきらと煌めく糸のような銀色だった。
綺麗…ただ、それしか考えられなかった。