★短編集★
《三年後・両視点》
『佑々?』
フイに名前を呼ばれて
振り向くとそこには
十三年振りにあう誉がいた。
『誉!!』
此処がデパートだとか
両親が一緒だとか
そんなことは
どうでもよくて
僕は一目散に走った。
ドン。
そんな音がしそうな
勢いで抱き着いた僕を
誉はなんなく受け止てくれた。
『佑々、
その歳になってまで
デパートの中走るなよ』
そんなことを言ってるけど
誉は全然怒っていなかった。
今はもぉ、
親が絶対的だった
子供じゃない。
こうして、
僕たちの未来は
再び動き始めた。
(完)
『佑々?』
フイに名前を呼ばれて
振り向くとそこには
十三年振りにあう誉がいた。
『誉!!』
此処がデパートだとか
両親が一緒だとか
そんなことは
どうでもよくて
僕は一目散に走った。
ドン。
そんな音がしそうな
勢いで抱き着いた僕を
誉はなんなく受け止てくれた。
『佑々、
その歳になってまで
デパートの中走るなよ』
そんなことを言ってるけど
誉は全然怒っていなかった。
今はもぉ、
親が絶対的だった
子供じゃない。
こうして、
僕たちの未来は
再び動き始めた。
(完)