吸血鬼の嬢-キュウケツキノムスメ-
彼女は帰国子女で両親は献血カーで各国を回っていたらしい
彼女がボソッと言った
「合法的に血を…あっ!うん…何でもないよ」
なんていうか不思議である。不思議である。

あれっ?また咬みつかれた。

僕はその後保健室に担ぎ込まれた。僕のあだ名が「貧血魔神」になった。泣いた。一人でトイレで泣いた。
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