【完】籠球ロマンティック
勝ったらダメな1on1
体育が終わり、その後の現代文の授業が終わり、放課後。
水泳部である佳那汰はせかせかと準備し、反対にバイトが休みな俺はゆったりと帰り支度を調えていた。
「じゃあ俺部活だからお先ー」
「おーう、じゃーな」
すっと立ち上がった佳那汰はショーとボブの黒髪に天使の輪を携えて爽やかに立ち上がる。
……が、急いでたくせに、席を立ったままの体勢で、教室の黒板側の入口を凝視した。
「おい、どうしたよ」
「……じーかっぷ」
「あん?」
何だって?カップラーメン?言って声が小さすぎて分からなくて、取り敢えず凝視している先に視線を動かしてみる。
「……おぉ、成る程。カップラーメンじゃないな、カップ数言ったんだな」
佳那汰と俺の視線の先には、気の強そうな大きな瞳を持った、童顔の美少女がいる。
……というか、ぶっちゃけ顔もロリ系で可愛いけど、視線の先に映っているのは顔というより、その小柄な体に搭載された、柔らかそうな双丘、つまり、乳である。まぁ年頃の男子ですし。
あれは、クラスの男子でこっそり噂していた学年一の美少女ロリ巨乳、皇律子(すめらぎ りつこ)じゃないか。
水泳部である佳那汰はせかせかと準備し、反対にバイトが休みな俺はゆったりと帰り支度を調えていた。
「じゃあ俺部活だからお先ー」
「おーう、じゃーな」
すっと立ち上がった佳那汰はショーとボブの黒髪に天使の輪を携えて爽やかに立ち上がる。
……が、急いでたくせに、席を立ったままの体勢で、教室の黒板側の入口を凝視した。
「おい、どうしたよ」
「……じーかっぷ」
「あん?」
何だって?カップラーメン?言って声が小さすぎて分からなくて、取り敢えず凝視している先に視線を動かしてみる。
「……おぉ、成る程。カップラーメンじゃないな、カップ数言ったんだな」
佳那汰と俺の視線の先には、気の強そうな大きな瞳を持った、童顔の美少女がいる。
……というか、ぶっちゃけ顔もロリ系で可愛いけど、視線の先に映っているのは顔というより、その小柄な体に搭載された、柔らかそうな双丘、つまり、乳である。まぁ年頃の男子ですし。
あれは、クラスの男子でこっそり噂していた学年一の美少女ロリ巨乳、皇律子(すめらぎ りつこ)じゃないか。