【完】籠球ロマンティック
リッコからハーシー、ハーシーからマカロンとボールが繋がり、スネイク・オーバドゥが先制点をまず奪う。
喜ぶべきことと同時に、相手にもう、リッコが女である為に生まれる『隙』が完全に無くなってしまった。
「こっからが、ホントのスタートなんだよな……」
実力が見え、唯一のハンディが無くなったところで、ボールはソードマンサイドのオフェンスへ。
ダイスケは不気味なくらい左右にキョロキョロ、と視線を配り、じっくりと作戦を練っている様子。
あの手のじっくりボールを回すタイプは、疾走感のあるプレイを得意とするスネイク・オーバドゥサイドからすると苦手タイプかもしれない。
それぞれ、マンツーマンでついている相手の、筋肉の微々たる動きまで見透かすようなボールの回し方に、思わず見とれてしまう。
そして、最後には……
《回して回して……ファイヤー!トラのダンク、炸裂!》
イツの解説の通り、トラが誰も寄せ付けないようなダンクをぶちかました。
喜ぶべきことと同時に、相手にもう、リッコが女である為に生まれる『隙』が完全に無くなってしまった。
「こっからが、ホントのスタートなんだよな……」
実力が見え、唯一のハンディが無くなったところで、ボールはソードマンサイドのオフェンスへ。
ダイスケは不気味なくらい左右にキョロキョロ、と視線を配り、じっくりと作戦を練っている様子。
あの手のじっくりボールを回すタイプは、疾走感のあるプレイを得意とするスネイク・オーバドゥサイドからすると苦手タイプかもしれない。
それぞれ、マンツーマンでついている相手の、筋肉の微々たる動きまで見透かすようなボールの回し方に、思わず見とれてしまう。
そして、最後には……
《回して回して……ファイヤー!トラのダンク、炸裂!》
イツの解説の通り、トラが誰も寄せ付けないようなダンクをぶちかました。