【完】籠球ロマンティック
「もー、ホンット、男って嫌よ!サイテー!スケベ!」
すっかり元気を取り戻したリッコは、話は終わりだと言わんばかりに、俺とハーシーの肩に腕を回して円陣の体勢に入る。
「ンだよー、前言撤回かよ?」
「うぅ……お、女にだって二言は無いわ!ほら、行くわよ!3・2・1!」
「「「「ファイヤー!!」」」」
些細な日常が、日々が、少し前の俺にとっては何色でもなかった筈なのに。
栄光の全中優勝から、失って『それなり』で満足していたのに。
どうしてか……ほら、青春は、あの頃よりも、キラキラと酷く輝き出した。
【END】
すっかり元気を取り戻したリッコは、話は終わりだと言わんばかりに、俺とハーシーの肩に腕を回して円陣の体勢に入る。
「ンだよー、前言撤回かよ?」
「うぅ……お、女にだって二言は無いわ!ほら、行くわよ!3・2・1!」
「「「「ファイヤー!!」」」」
些細な日常が、日々が、少し前の俺にとっては何色でもなかった筈なのに。
栄光の全中優勝から、失って『それなり』で満足していたのに。
どうしてか……ほら、青春は、あの頃よりも、キラキラと酷く輝き出した。
【END】