【完】籠球ロマンティック
「何、ハーシー、煩い」
「マカロンは黙ってて!年功序列!ねね、俺と先にしよーよ!」
どうやらハーシーの方も1on1をやりたかったらしく、我慢の出来ない子供のように、うずうず、と肩を揺らす。
「そんなの、ずっこい。歳上なら、譲る、べ、き!」
「ハァン!?いつも俺のこと歳上だと思ってないくせに!よし、どっちが先にレンと戦うか一本勝負と行こうじゃないか」
言い出すや否や、ハーシーとマカロンは足早にコートへ走って行ってしまう。
それを楽しそうに見ていたリッコは、ふふふ、と笑ながら俺の方を向く。
「あーあ、一本じゃ終わんないよー、あの調子じゃ。ありゃエンドレス1on1だわ」
「いんじゃね?どうせ、俺とならいつでも出来るっしょ」
まるで、子供を見守る親のような気分になってきた。両方歳上の筈なのに。
「そーいやさ、リッコ」
「おう、なんだなんだレンちゃんよ」
俺の投げかけた言葉に答えるリッコの口調が江戸っ子なのは、とりあえず突っ込まないでおこう。
「マカロンは黙ってて!年功序列!ねね、俺と先にしよーよ!」
どうやらハーシーの方も1on1をやりたかったらしく、我慢の出来ない子供のように、うずうず、と肩を揺らす。
「そんなの、ずっこい。歳上なら、譲る、べ、き!」
「ハァン!?いつも俺のこと歳上だと思ってないくせに!よし、どっちが先にレンと戦うか一本勝負と行こうじゃないか」
言い出すや否や、ハーシーとマカロンは足早にコートへ走って行ってしまう。
それを楽しそうに見ていたリッコは、ふふふ、と笑ながら俺の方を向く。
「あーあ、一本じゃ終わんないよー、あの調子じゃ。ありゃエンドレス1on1だわ」
「いんじゃね?どうせ、俺とならいつでも出来るっしょ」
まるで、子供を見守る親のような気分になってきた。両方歳上の筈なのに。
「そーいやさ、リッコ」
「おう、なんだなんだレンちゃんよ」
俺の投げかけた言葉に答えるリッコの口調が江戸っ子なのは、とりあえず突っ込まないでおこう。