幼なじみ〜近くて遠い恋の距離〜


「あははっ、もうお腹いたいよ〜!」

「立花本気でツボに入ってんじゃん」

「ははっ、ホントやばい!」




やっぱりみのりの声だよね?


親友の声を聞き違えるわけない。


そうは思いながらもケンカをしている状態でケラケラ笑っているみのりが信じられなくて…

私は教室のドアからそっと中をのぞいた。


…信じられなかった。

みのりは楽しそうにお腹を抱えて笑っている。


クラスメイトの女の子と男の子と三人で、すごく楽しそうに…。


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