7つの願い石~願いの叶うその日まで~
みんなの反応が怖い。


普段こういうことがないからどうしていいかわからない。



そんな中、クラスメイトから返ってきたのは、






――パチパチ、パチパチ





という温かい拍手だった。


それは、あたしの不安をかき消すような拍手だった。




たまに拍手の中から「よろしく~」と言う声や「仲良くしようね!」と言う声が聞こえた。



素直に嬉しかった。

こんなあたし温かい拍手をくれたり言葉をかけてくれることが。




「よし。じゃ~自己紹介もすんだし神原は席につけ」


先生が喋り出すと少し教室が静かになった。



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