7つの願い石~願いの叶うその日まで~
「思い出したみたいだね。じゃ、行くよ」



そう言った彼の顔はにやりと笑っていてあたしは顔から血の気が引くような感じがした。












「ちょ、どこ行くの?」

「もうすぐつくから」



そう言う陸羽はどんどんと階段を上って行く。



「ついたよ」




あたしの目に映るのは大きな扉。




屋上に繋がる扉。




あたしと陸羽が初めて会ったとこ。







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