ド天然!?魔女っ子の秘密【side story】
「無理はしちゃだめだからね?」
「あぁ…へっくし!」
本当に大丈夫かな、と溜息をつきながら、あたしは話を進めた。
「攻撃は、雅人に任せるよ。あたしは雅人を援護するから」
「分かった!…へっくし!」
何だかしまらないなぁと思いながらも、あたしは杖を掲げた。
「戦う準備はいい? いくよ」
そしてあたしは呟いた。
「"バースト"」
言葉と共に、まるで蕾が花開くように、炎が四方にたなびく。
次の瞬間、
「"アイス・グランド"!」
思っていた通り、翔太の攻撃が来る。
待っていましたと言わんばかりのタイミングの良さ。
きっと計算していたのだろう。
さすが翔太。
氷が這うように猛スピードで迫りくる。
まだ残っている先ほどの炎に向かって、あたしは杖を掲げて言った。
「"バーニング"」
氷と炎がぶつかり合って、水蒸気が発生する。
何も見えなくなってしまった。
「"ウィンド"!」
翔太の声が聞こえたかと思ったら、風が吹いて水蒸気が流れた。
「"アイス・ショット"!」
翔太の言葉と共に飛んでくる氷の塊をひらりと飛んで交わして、あたしも反撃する。
「なかなかだね。"ファイア・ボール"」
赤く燃えた火の玉を創り出して、氷の塊にぶつける。
「…流石だな」
「翔太こそ」
そう言って微笑みあう。
なんだか暖かい。
心がぽかぽかする。
「…だから言ったのよ。いちゃつくなって」
はぁ、と美玲の盛大な溜息が聞こえた。
っていうか、これ、イチャイチャっていうの!?
「あぁ…へっくし!」
本当に大丈夫かな、と溜息をつきながら、あたしは話を進めた。
「攻撃は、雅人に任せるよ。あたしは雅人を援護するから」
「分かった!…へっくし!」
何だかしまらないなぁと思いながらも、あたしは杖を掲げた。
「戦う準備はいい? いくよ」
そしてあたしは呟いた。
「"バースト"」
言葉と共に、まるで蕾が花開くように、炎が四方にたなびく。
次の瞬間、
「"アイス・グランド"!」
思っていた通り、翔太の攻撃が来る。
待っていましたと言わんばかりのタイミングの良さ。
きっと計算していたのだろう。
さすが翔太。
氷が這うように猛スピードで迫りくる。
まだ残っている先ほどの炎に向かって、あたしは杖を掲げて言った。
「"バーニング"」
氷と炎がぶつかり合って、水蒸気が発生する。
何も見えなくなってしまった。
「"ウィンド"!」
翔太の声が聞こえたかと思ったら、風が吹いて水蒸気が流れた。
「"アイス・ショット"!」
翔太の言葉と共に飛んでくる氷の塊をひらりと飛んで交わして、あたしも反撃する。
「なかなかだね。"ファイア・ボール"」
赤く燃えた火の玉を創り出して、氷の塊にぶつける。
「…流石だな」
「翔太こそ」
そう言って微笑みあう。
なんだか暖かい。
心がぽかぽかする。
「…だから言ったのよ。いちゃつくなって」
はぁ、と美玲の盛大な溜息が聞こえた。
っていうか、これ、イチャイチャっていうの!?