ド天然!?魔女っ子の秘密【side story】
「由良とどう接していいか分からないから、俺たちの話を参考にしたいんだろ?」
俺がニヤっと聞くと、翔太は顔を真っ赤にした。
「な!そんな、違!」
「あーはいはい。嘘つかなくていいからねー」
「嘘ついてない!」
…これってもしかして、俺の方が立場が上なんじゃねーの?そんなの今まで一度もなかった。
「嘘つくことないですよ翔太くーん」
「だから、嘘ついてなんか…」
「はいはい、俺は由良が大好きですと。分かってますよー」
言っちゃ悪いがバレバレだ。誰だって分かるだろう。
他の女の子たちも分かってるから、翔太に告白する女子の数は減少傾向にある。どうやら見守っているようだ。良いファン達を持ったな翔太!
翔太をからかっていると、次第に翔太のオーラが黒くなってきたのに気付いた。
「おい雅人、それ以上言うと…」
やばい。これ以上怒らしたら、凍らされてしまう!
「あー分かった、俺が悪かった!だから勘弁!」
俺が手を合わせて謝ると、翔太は「だったら最初っから俺をからかうな!」と呆れるように怒った。
「で、教えてくれよ。お前たちの話」
「分かった。たしかあれは…」
そうして俺の昔ばなしが始まった。
俺がニヤっと聞くと、翔太は顔を真っ赤にした。
「な!そんな、違!」
「あーはいはい。嘘つかなくていいからねー」
「嘘ついてない!」
…これってもしかして、俺の方が立場が上なんじゃねーの?そんなの今まで一度もなかった。
「嘘つくことないですよ翔太くーん」
「だから、嘘ついてなんか…」
「はいはい、俺は由良が大好きですと。分かってますよー」
言っちゃ悪いがバレバレだ。誰だって分かるだろう。
他の女の子たちも分かってるから、翔太に告白する女子の数は減少傾向にある。どうやら見守っているようだ。良いファン達を持ったな翔太!
翔太をからかっていると、次第に翔太のオーラが黒くなってきたのに気付いた。
「おい雅人、それ以上言うと…」
やばい。これ以上怒らしたら、凍らされてしまう!
「あー分かった、俺が悪かった!だから勘弁!」
俺が手を合わせて謝ると、翔太は「だったら最初っから俺をからかうな!」と呆れるように怒った。
「で、教えてくれよ。お前たちの話」
「分かった。たしかあれは…」
そうして俺の昔ばなしが始まった。