短編しゅうっ!!
私のその疑問の答えは、
次の日の夜にわかった。

「え?これは?」

「お前が欲しいって言ってたシャープペン。」

テストが終わり全てから解放されて、
部屋でゴロゴロしていたら、
夜になって先生が訪ねてきた。

「それは…わかるんですけど…」

先生が私にくれたのは、
文房具屋で割と有名で、
なおかつ少しだけ値段が張るシャープペンだった。

「結構書きやすいと思う!」

「いや、でもこんな高価なやつ…」

「いいんだ!俺からの…その…プレゼントだから。」

「へ?どしてですか?」

なんでこんな急に?

「………」

「………」

なんで黙るの?

「お前さ……今日、何の日からわからない?」

「え?今日ですか?」


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3月14日…



あっ!
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