短編しゅうっ！！

先生…！

「っ！
はいっ！了解です！
ありがとうございます。」


なんか、ウジウジしてた自分がバカみたいだ。
嬉しい！
先生からのプレゼント、嬉しいっ！


「喜んでくれたなら、良かったわ。」

「えへへへへー
すごくすごく嬉しいです！」


嬉しすぎて小躍りしてしまった。


「…っ！！！
お前さ…わかっててやってる？」

「え？何がですか？」

「…………はあ。」


え？なんで溜め息？

そう思っていると、
突然、先生が目の前に来て…



「やっぱり、今になると、甘いのも欲しいかも。」



っ！！！！


私の口を塞がれた。




なっ！？なっ！なっ！




これは、これは…



もしかしなくても…





キス！？





「！？！？！？」



「おかきも旨かったけど、
滝野の味も最高だな！」

「ななな、何恥ずかしいこと言ってるですか！？」

「あ、もちろんこれも、
内緒だからなっ！」

「あ…当たり前、です。」



私は生徒だから、先生にちゃんと想いを伝えられないし、
先生は教師だから、生徒の私の想いを受け取れない。

だけど…

ちょっとくらいなら、ね？


先生…



Happy Valentine & WhiteDay !!