短編しゅうっ!!
「相合い傘かあ…」

「すみません!
ただ傘いれてもらっただけなのに、
いつもの癖で、つい。」

「いや、謝ることないだろ。
たしかにこれは相合い傘だ。
むしろ、俺のがごめんな。」

「はい?なんでですか?」

なんで先生が謝るの?

「どうせ、相合い傘するなら、
こんなオッサンじゃなくて、
もっとイケメンな男子高校生とかの方が良かったろ?」

先生だって、充分イケメンだと思うんだけど…
恥ずかしくてそんなことは言えないから…

「男子高校生って、飯とエロのことしか考えてないんですよね?
だったら、先生の方が安全で良いです。」

と答えてしまった。

「っ!!?
そ、そうか?
そう言ってもらえると、助かる。」

先生はちょっと驚いた顔をしてそう言った。
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