春の匂い~僕等、リア充撲滅部!番外編?
「...そっかぁ」

なんだか嬉しそうに奏多くんは

微笑んだ

「...?行こうか」

「う、うん」

家に近付いていくうちに心臓だ高鳴る

...逃げたいのだ

そんなこと思った瞬間、奏多くんが

右手を強く握ってくれた

「大丈夫だよ」

なんで、奏多くんは私の

心の中がわかるのだろうか

「...ついたのだ」

私は奏多くんをつれて家に入る

「ただいまなのだ」

「お邪魔します!」

「あら、お帰り」

「璃々ちゃん、お帰り」

ママとパパが抱き合いながら

おでむかえ。
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