“ALICE"








「ん…」



ゆっくり目を覚ますと、そこにはありえない光景が広がっていた。




なんで?
私、自分の部屋で寝ていたはずなのに…




いつも見慣れていた部屋とは違い、壁は丸太で作られていて、暖炉には火がついている。



そして作ったばかりなのか、料理のいい匂いが漂う。




……そうか。
これは夢だ。夢だから私はこんなとこにいるんだ。



それなら納得だと自分で解決し、ベッドからおりる。



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