気まぐれだけど、文句ある?
「お腹すいた!」

そう言うと、吉田君はクスッと笑った。

「どうする?何か作ろうか?」

………ここは私の女子力を見せるためにも、
私が作るって言うべきなのだろうけど。

残念ながら私にそんな女子力は皆無なので大人しく任せることにしましょう。

「お願いします。」

「はいはい。よし、じゃあできるまで適当に待ってて。」





ガチャン。


吉田君が部屋から出て行った。
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