気まぐれだけど、文句ある?
Chapter3
気に入りました、文句ある?
「あ、利根さん、おはよー。」
気持ち良い晴天の朝。
クラスメートが声をかけてくれた。
そう!!
私はちゃんと次の日学校に来たのです。
まぁ当たり前のことなんだけど。
「おはよう、えっと…。」
まだ名前がわからないことに今更ながら
気づく。
「あー、中村結衣です。よろしくー。」
結衣ちゃんは、ふわっと笑った。
おぉ。可愛い!
「結衣ちゃん、よろしくー」