猫が繋ぐ恋




「…チェリー…ありがとう。何年経ってもいいから、頼むよ」




チェリーの瞳を見ながら、しっかりと言葉を言う。




僕は、チェリーを離すと、地面にゴロリと大の字に寝転がった。




手を真っ直ぐ、澄んだ青色の空に、高く上げると、小さく小さく呟いた。





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