猫が繋ぐ恋




「あ、あたしね...?」




ジワジワと頬を染めてく彩に、お兄ちゃんの事だと、確信する。




ほんと、彩分かりやすすぎ。



まぁ、別にそれでもいいんだけどね。




「さっき言うの忘れてたんだけど...碧くんと、連絡先交換したの...」




俯きがちに、私を見つめてくる彩。




そんな彩に、笑顔が零れる。




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