猫が繋ぐ恋





「お兄ちゃんが…」



自転車嫌いだなんて…



知らなかった。



「ま、それはいいし。帰ろうか!」



軽く手を叩いたお母さんに、元気良く頷く。



お母さんが自転車に乗ると、腕をお腹に回す。


それを合図に、ゆっくりと動き出す。



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