猫が繋ぐ恋




家の前を通りすぎる。




丁度、自転車を片付けたお母さんの姿が視界に入った。




「姫凪⁉︎どこ行くの‼︎⁉︎」



走り出した私を呼び止めるお母さんの声が聞こえたけど、




今の私は、猫ちゃんを追いかける事に必死。





振り返って答えを言う時間なんてない。




私は、無視をして猫ちゃんを追いかけ続けた。



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