猫が繋ぐ恋




突然、走り出した猫ちゃんに気づく。





「えっ、あ、ちょっと待ってっ‼︎‼︎」



声を張り上げるけど、疲れているせいか、声があまり出ない。



必死に着いて行って、目の前に飛び込んで来た光景に、私は息を呑んだ。




「ここ……家…?」




消え入るように呟いた私の声。



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