続.不器用恋愛
「…甘いキス?あんたのライフスタイル乱れっぱなしでしょ。朝から元気よすぎ」
啓吾の頬をちらりとみて、赤くなってない事に安堵する自分が笑える。もっと可愛い事、言えたらいいのに。頬、痛くなかった?ごめんね?とかさ。
「もっと乱してもいいけど?」
あたしの内心なんか知りもしないで啓吾は不適に笑う。
「寝言は寝て言おうね」
これ以上乱されたら、やってらんない。だから、
「ほんと、可愛くねー。夜はあんなにかわい…っむ、グッ」
馬鹿な事言う啓吾の頬を思いきり挟んでやった。