誓うよ



先週はすべて授業がお昼前におわったため弁当はもってこなかったが今週からはお昼休みがある。誰かと食べれたらいいなぁ。


他の子がお弁当を広げてわいわいいうなかで椅子に座ってあたりをみた。
あ、まみ寝てる。お腹空かないのかな。
ていうか朝話してからずっと寝てたよね。



するとまみがむくりと起きてこちらをむいた。
「夢子。お昼一緒に食べようぜ。」

「うん!」


嬉しい。



わたしたちは天気がいいので外で食べることにした。
桜の木隣の芝生に座る。


「夢子ってさ。やっぱり男好き?」
食べていたハムを吹きそうになった。
「ごほ、ごほ。え…なんで?」
「前の学校の噂。私ね噂信じないほうなんだけどさ。おもしろそうな噂だったから聞いてみた。」
「いやいやいや。私なんて…付き合ったことも、恋愛という恋もしたことないし…なのであのう…」

まみが目を丸くする。

「わははは!そうかなら昔の夢子のあれも噂か!なんだ!」

「…」


「ん?まじ話?」

「ち、違うよ…ただ」

「ん?ただ?」

「うぅ!またいつかいう!」

「は?え?ああ。わかった。お姫様のおおせのままに…」

「もう!からかわないでよ!」


「夢子ってさいじればいじるほど可愛いな!」


もう!しらない(笑)



わたしたちはたわいもない話をしながらご飯を食べた。






まみって今日一日で友達なったけど一緒にいると居心地がいいなぁ。



ちょっと怖いけど(笑)
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