Firstきす【短】
「そう、証拠。」

「そんなこと言われても…」

あるわけない

「…そっかぁ…
じゃあ次の授業の用意しなきゃいけないからあたし教室戻るね」

「え、ちょっと待って!」

引き止めようとするが、俺の声なんて聞こえてないように無視していってしまう未菜ちゃん。

「っ…」

証拠なんて、作ってやるし

ガシッと未菜ちゃんの腕を掴と未菜ちゃんは驚いてクルッとこっちを向いた。

ーチュッ

触れるだけのキスをして、

「これが証拠」

って言う。


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