好きなのに
結局祐実とは

なんの会話もせずに
終わった

一応...終わるときに目あったケド

すぐそらされた....


あ~俺なにやってんだ?

こんなチャンス滅多にないのに


結局その後のフォークダンスは上の空

ようやく一周して...

「か~ず~くんっ♪」

出ました!!
キモ良太!!

またまたなんか気持ち悪い笑顔でやってきた

あっ1つ訂正しとくが
けして良太自身が気持ち悪いわけではなく...
ぶっちゃけ良太はかっこいいので

「フォークダンスやっぱ一周したなぁ
壱は高梨と出来たか?」

「おまっ...声がでけぇんだよ」

「わりぃわりぃ;;っで?どうだったんだよ」

「あ~やったけど何も話さず無言で終わりました」

「はぁ?お前ばかか?
せっかくのチャンスだったのに」
いわれなくてもわかってる

あれは大きなチャンスだった

もぉあんなのないんだろぉなぁ...

違うクラスだし

自虐モードに入った俺に気付いた良太は
「よしっ
俺がなんとかしてやろ~」

いきなり自信満々に言い出した

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