甘い香りに包まれる

「・・だ・さん、園田さん!
 大丈夫?」

「あっ、ごめんなさい」

頭がぼーっとして藤代君の呼びかけに気が付かなかった。


「園田さん動ける?
 とりあえず生徒会室に移動しようか」

「あっ、うん
 ありがとう」

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