甘い香りに包まれる

藤代君に支えられて、生徒会室まで来れた。

「園田さん、落ちついてきた?」

生徒会室に来てからなんとか落ちついてこられて
なんとか状況も理解することが出来てきた。

「うん。大丈夫
 藤代君は何であそこにいたの?
 わたし大きな声を出すことができなかったし、生徒だって誰ひとりいなかったのに・・」


「先生からの頼み事でね、偶然あそこを通ったんだよ」

それでもあそこは死角になっていたし
気付かないと思うんだけど・・・・・・

< 16 / 20 >

この作品をシェア

pagetop