涙から始まる恋 ~私 君が好き


“ありがとうございましたー”

私はスーパーを出た。
太陽がまた私の肌をじりじりと焼き付けた。

「あっちー」

汗は拭っても拭ってもたれるばかりで
学校に着いたときは脱水状態寸前だった。

「けいなちゃん!」
美麗は私の方へ走ってくる。

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