涙から始まる恋 ~私 君が好き


「あ、圭ちゃん!!」
圭ちゃん。そう言うのは間宮 世羅だけだった。

「世羅、朝から騒がしい」

「圭ちゃん、知らないの?」
世羅は落ち着かないような様子で
口をパクパクする。

「何が。」
「美海奈ちゃんが交通事故にあったんだって!」

< 50 / 58 >

この作品をシェア

pagetop