最後の月へ。
そして、私をあの優しい感じで


包んでくれた。


私の目からは涙がとまらない。


この暖かさに包まれると私は素直になれる。


ホントは死ぬのが怖い。


天佑を、天佑と離れるのが嫌だ。


これからもずっと生きていたい。


私は声をあげながら泣いた。


天佑はそれを受け止めてくれた。


あの時の宣言通り


私の痛みは半分天佑へと。


幸せも半分ずつ。
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