最後の月へ。
その日から毎日毎日南は


日記をつけ始めた。


それを覗こうとすると必ず見ないでよと


頬を赤らめ言うのだ。


きっと赤ちゃんにメッセージをかいているのだろう。


そして、病気に悩まされる日もありながら


なんとか出産の日を迎えた。
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