最後の月へ。
〜天佑 side〜


俺は一目散に


病院へ向かっていた。


部活なんか放り出して。


同じクラスの俺の後ろの席の


初恋の人。


花月。


喋ることはほとんどないけど


たまに、向けてくるあの笑顔。


嬉しすぎて。
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